事例集
CASE

【企業再生事例】
即断即決の民事再生法申し立て

ネイルサロン事業は、好調であったが、金属加工業の部門で、大口取引先が不渡りをだしその影響で、自社が、振り出した手形の決済が、急遽危うくなった。
業 種:エステサロン事業、金属加工
年 商:1億3000万円
従業員:25名
行 暦:23年
借入先:銀行、信用金庫
不動産:自宅、工場

1.

資金繰りを考えると手形の決済が不可能で、金融機関との交渉でも、追加融資等の支援が、拒否された。

2.

社長は、我々の助言を聞き入れ、すばやい判断で、民事再生法の申し入れする決断をした。

3.

迅速に行動し5日間で弁護士も裁判所に申し入れを行うことができた。

4.

幸いにも取引先の理解が、とりつけられ従来の取引が約束される。
今後の売り上げの見込みが、ある程度見込め、また、ネイルサロン事業の方は、影響がないと考えられる。

5.

申し立てから3ヶ月後に再生計画が、承認され8割の債務免除と残債の5年間の分割返済ということになった。

6.

自宅、工場共に保全され、民事再生法申し立て後の事業推移もまずまず順調である。

7.

とにかく社長の迅速な判断が、今回の危機を救ったといえる。