1.
A社は、事業がたいへん順調で、事業拡大を考えていることから、税理士、弁護士、当社と検討の上、A社の資本で新会社を立ち上げ、A社支援のもと、事業と、全従業員を新会社に移す。2.
社長の自宅と工場は、任意売却でセール&リースバックとし、自宅の賃料は、A社の従業員となっている社長が支払い、工場の賃料は、新会社が支払っている、時機を見計らって買いもどす予定である。3.
資金問題から開放され、新会社の実績は、大いに順調である。4.
無担保債権となった残債務は、銀行のプロパー分は、サービサーに売却され、少額の和解金で債権放棄となり、保証協会分については月々1万円づつ返済している。5.
社長のプライドをすてた判断と行動で、事業と社員の生活が守られた。また、社長自身も、実態は経営者であるが、表向きA社の社員として生計を建てられ、 旧来の自宅に住み続けられることから、今回の結果に満足している。
また、支援したA社の社長も自社の事業拡大ができ大変満足している。